書名(カナ) | コミックオニヘイハンカチョウ |
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ページ数 | 176ページ |
判型・造本・装丁 | B6判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2022年08月30日 |
ISBN | 978-4-16-009216-7 |
Cコード | 0079 |
仕置ノ三百三十六
古い人相書きの盗賊に似ている水死体が発見され、平蔵と五郎蔵らは検分に訪れる。死体は“辛子の久兵衛”という本格の親方だった。彼の一味の男によると、少し前に盗みをはたらいた廻船問屋の“諏訪屋”に盗み忘れたものがあるといい、一人で再び忍び込んだのだという。その“諏訪屋”にはどうやら表沙汰にできない事情があるようで……(蔵の中)。
仕置ノ三百三十七
呉服屋の万吉は、貧乏旗本に嫁いだ幼馴染みのフキの頼みで反物を用立てたが、盗賊に持ち去られてしまう。万吉は道場で知り合った平蔵の息子、辰蔵に相談するが……。(悪女)
仕置ノ三百三十八
材木問屋の奉公人、誠治は不器用だが仕事熱心な若者と思われていた。しかし、その正体は盗賊頭“金剛の次郎坊”の命を受け、密かに潜入した引き込みだった。(待ち人来らず)
仕置ノ三百三十九
呉服屋が凶賊”高遠の駒五郎”一味に襲われ、現場に逃げ後れた手下の一人が倒れていた。盗人宿の場所を吐かせようと忠吾が責めるが、男が語るのは偽りばかりだった。(嘘つき佐吉)
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