作品紹介

二宮和也主演で映画化!奇跡の実話をコミカライズ

シベリア抑留中に死んだ仲間の遺書を、厳しい監視網をかい潜り、驚嘆すべき方法で日本へ持ち帰った男たちがいた。勇気と知性の物語。

「ダモイ(帰国)の日は必ず来ます」元一等兵、山本幡男はシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で死と隣り合わせの日々を送りながらも希望を捨てず、仲間を励まし続けました。

しかし、過酷な捕虜生活が山本の体を蝕みます。死期を悟った山本は4通の遺書を記し、日本の家族に届けるようにと遺言し、息を引き取ります。

ラーゲリでは、文字を書き残すことはスパイ行為として厳禁され、帰国する時も紙一枚持ち出すことは許されませんでした。しかし、仲間たちは驚くべき方法で山本の遺書を日本へと持ち帰り、終戦から12年後に遺族のもとへと届けたのです。一体、どうやって……!?

1990年に大宅賞を受賞した原作は、現在も版を重ねる傑作ノンフィクション。極寒、飢餓、重労働に屈しなかった男たちの勇気と知性の物語は、戦争を知らない世代にも感動を与え続けています。

今冬には「ラーゲリより愛を込めて」として映画公開も決定。主演は「硫黄島からの手紙」の二宮和也。映画とのメディアミックスにより、より幅広い読者に届けられればと考えています。

文春マルシェ特選「渋皮栗の甘納豆」が当たるプレゼントキャンペーンも実施中(詳しくは帯文を参照)。

担当編集者より
小説に比べると、ノンフィクション作品の「寿命」は短いのが現実です。時事的なテーマを扱うことが多いためでしょうか、時代の奔流のなかで色褪せ、忘れ去られるケースがいかに多いことか。そんな中でも、数少ない例外が本書『収容所から来た遺書』です。刊行から30年以上経った現在も毎年のように版を重ねており、戦争とは無縁な若い世代に感動を与え続けています。本書を漫画化するにあったては、極力、原作に忠実に描くことをモットーとしました。本作には主人公の山本幡男元一等兵以外にも、彼の遺書を日本へ持ち帰るために尽力した数多くの俘虜仲間たちが登場します。登場人物紹介で取り上げただけでも20人! 作画の河井克夫さんは驚嘆すべき筆力で、これらの人々を個性豊かに描き分けてくれました。極寒、飢餓、重労働に屈しなかった男たちの奇跡の物語を、ぜひコミカライズ版でご堪能ください。末永く読み継がれることを願って……。

目次
プロローグ 
第1章 ウラルの俘虜
第2章  赤い寒波
第3章  アムール句会
第4章  祖国からの便り
第5章  4通の遺書
エピローグ
商品情報
書名(カナ) ラーゲリ シュウヨウジョカラキタイシヨ
ページ数 208ページ
判型・造本・装丁 A5判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2022年07月15日
ISBN 978-4-16-090125-4
Cコード 0095

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