作品紹介

現代に神と人間を問う大長編「王国記」最新刊

「私の故郷、五島を見ませんか」と教子は誘う。旅の先々で朧が垣間みせる殺人者の横顔。そして教子が確信する二人の関係の果ては

担当編集者より
「わたしの故郷、五島を見ませんか」と教子は誘う。朧ろうと教子はある夜、修道院を抜け出し、五島列島に向かいます。島に残る隠れキリシタンの痕跡を辿りながら、朧が垣間見せる〈殺人者の横貌〉、教子はやがて自分が心身ともに朧に囚われることを確信するに至る。島の突端、丈の高い草に覆われた、断崖の隠れキリシタン墓地に揺れる毒々しい造花の色と、遥か向こうに拡がる海。この場所を取材で見つけた途端、著者の中でこの物語が立ち上りました。『ゲルマニウムの夜』続編、新展開。(HY)
商品情報
書名(カナ) ミギワニテ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 2001年02月20日
ISBN 978-4-16-319760-9
Cコード C0093

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