単行本

第22回(2011年)伊藤整文学賞

ツリーハウス 角田光代

1,781 (税込)
発売日2010年10月18日
商品情報
書名(カナ) ツリーハウス
ページ数 472ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2010年10月15日
ISBN 978-4-16-328950-2
Cコード 0093
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書店在庫
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第22回(2011年)伊藤整文学賞

ツリーハウス 角田光代

1,781 (税込)
発売日2010年10月18日
商品情報
書名(カナ) ツリーハウス
ページ数 472ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2010年10月15日
ISBN 978-4-16-328950-2
Cコード 0093

すべての家庭の床下には、戦争の記憶が眠っている

謎多き祖父の戸籍——祖母の予期せぬ“帰郷”から隠された過去への旅が始まった。満州、そして新宿。熱く胸に迫る翡翠飯店三代記

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担当編集者より

西新宿の小さな中華料理屋「翡翠飯店」を巡る三代記。祖父母、両親、無職の叔父、孫に加えて、常に誰かしら出入りするゲストハウスさながらの大家族の足元には、大陸帰りの物語が眠っていました。祖父の死で虚脱してしまった気丈な祖母ヤエを伴った満州行が、封印された過去への旅の幕開けとなります。戦争、引揚げ、戦後を生き抜き、半世紀の間ヤエが抱えてきた思いを知った時、私たちが失いつつある美しい何かが頁の向こうに立ち上がってきます。(OY)

著者

角田 光代

1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。
96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、07年『八日目の蟬』で中央公論文芸賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』訳で読売文学賞を受賞。著作多数。

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