単行本

昭和が明るかった頃

2,090 (税込)
発売日2002年11月
商品情報
書名(カナ) ショウワガアカルカッタコロ
ページ数 384ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 2002年11月30日
ISBN 978-4-16-359170-4
Cコード C0095
書店在庫
『昭和が明るかった頃』(関川夏央)
単行本

昭和が明るかった頃

2,090 (税込)
発売日2002年11月
商品情報
書名(カナ) ショウワガアカルカッタコロ
ページ数 384ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 2002年11月30日
ISBN 978-4-16-359170-4
Cコード C0095

東京五輪前夜、皆は貧しくとも希望にあふれていた

映画が最も輝いていた六〇年代前半、日本人はスクリーンとスター達に「夢」を見ていた。映画をテクストに戦後の一時代を検証する

担当編集者より

本書の舞台は昭和三十年代、未だ映画が娯楽の王様だった頃です。日本はまさに高度経済成長前夜。現在のような豊かさはなかったものの、街には雑駁な活気が溢れ、人々は確かに明日への希望を持っていました。そんな時代の雰囲気を象徴するスターとして吉永小百合、石原裕次郎がおり、そして日活という映画会社がありました。その後、映画産業はテレビにその座を奪われて行きます。現在の物質的な豊かさを手に入れる代償に日本は何を喪ったのでしょうか。この時代を最も色濃く映していた、「映画」を通じてそれを検証する一冊です。(OK)

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