書名(カナ) | サムスン クライシス ナイブカラミタテイコクノブキトジャクテン |
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ページ数 | 216ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2015年01月25日 |
ISBN | 978-4-16-390201-2 |
Cコード | 0095 |
ソニー、パナソニックなど、日本を代表する家電メーカーが軒並み苦戦するなか、「一人勝ち」を続けてきたサムスンが岐路に立っている。
最大の懸案は、一気にサムスンを巨大企業に育て上げた二代目社長・李健熙氏が倒れ、一時は昏睡状態に陥るなど、経営の一線に戻るのがかなり厳しいい状況にあることだ。三代目となるはずの息子、在鎔氏の資質は未知数である。
また、スマホ事業では、安価な中国メーカーに押され気味で、中国市場では、シェア・トップの座を明け渡している。
サムスンの参謀本部である未来戦略室の実態。ヘッドハンティングの戦略。トヨタやキャノンの手法にいかに学んだか。世界最強といわれる人事制度。後継問題。今後の成長戦略――これらサムスンの武器と弱点について、元サムスン経済研究所専務の張相秀氏と、経済ジャーナリストの片山修氏が語り合う。
第1章 ポスト李健煕に死角はないのか
第2章 サムスンのコーポレート・ガバナンス
第3章 なぜ人材を引き抜くのか
第4章 日本と同様「失われた10年」があった
第5章 なぜサムスンは勝ったか
第6章 秘密は最強人事制度にあり
第7章 「地域専門家制度」の神話と現実
第8章 サムスンは社員を幸福にするか
第9章 スマホ事業の黄昏
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