サロメ 原田マハ

1,540 (税込)
発売日2017年01月16日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) サロメ
ページ数 328ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2017年01月15日
ISBN 978-4-16-390589-1
Cコード 0093
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サロメ 原田マハ

1,540 (税込)
発売日2017年01月16日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) サロメ
ページ数 328ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2017年01月15日
ISBN 978-4-16-390589-1
Cコード 0093

退廃の世紀末。二人の天才を、“運命の女”が悲劇へといざなう

現代のロンドン。日本からビクトリア・アルバート美術館に派遣されている客員学芸員の甲斐祐也は、ロンドン大学のジェーン・マクノイアから、未発表版「サロメ」についての相談を受ける。
このオスカー・ワイルドの戯曲は、そのセンセーショナルな内容もさることながら、ある一人の画家を世に送り出したことでも有名だ。彼の名は、オーブリー・ビアズリー。
保険会社の職員だったオーブリー・ビアズリーは、1890年、18歳のときに本格的に絵を描き始め、オスカー・ワイルドに見出されて「サロメ」の挿絵で一躍有名になった後、肺結核のため25歳で早逝した。当初はフランス語で出版された「サロメ」の、英語訳出版の裏には、彼の姉で女優のメイベル、男色家としても知られたワイルドとその恋人のアルフレッド・ダグラスの、四つどもえの愛憎関係があった……。退廃とデカダンスに彩られた、時代の寵児と夭折の天才画家、美術史の驚くべき謎に迫る傑作長篇。

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