作品紹介

坂本龍馬は中岡慎太郎のことを以下のように評したという。
「私は中岡と共に様々な策を講じたが、いつも意見が合わないことが悩みだった。しかし、私にとってはこの男でなくては、共に事をなせるような者はいない」

坂本龍馬とともに暗殺された男、中岡慎太郎。彼はいったい何者だったのか。
土佐藩の山間の小さな村の庄屋の家に生まれた光次(のちの慎太郎)は、やがて志士活動に身を投じ、幕末という時代を駆け抜けてゆく。
地味で地道でいごっそう(頑固者)。真面目と理屈っぽさだけが取り柄の男が、魑魅魍魎うずまく幕末の世で成し遂げたこととは?
龍馬がもっとも頼りにした男の波瀾万丈の一代記。

担当編集者より
「ちょっと題材が地味かもしれませんね」。著者の簔輪諒氏から本作の構想を聞いたとき、私はこう言って難色を示しました。しかし書き上がった作品を読み、私は不明を恥じました。地味で地道、とりたてて面白みもなく、これまでは坂本龍馬の影に隠れていた中岡慎太郎という人物が、まばゆいばかりの輝きを放っていたのです! 小説によって歴史にまた新たな光があたる作品を、読者のみなさまにお届けできることが嬉しくてなりません。若手の大注目作家、簑輪諒さんの渾身の一作を是非ご一読ください。
商品情報
書名(カナ) センリノムコウ
ページ数 328ページ
判型・造本・装丁 四六判 小口折 並製カバー装
初版奥付日 2019年02月10日
ISBN 978-4-16-390969-1
Cコード 0093

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