書名(カナ) | ムハイノオトコ ナカムラキシロウ ゼンコクハク |
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ページ数 | 352ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2019年12月15日 |
ISBN | 978-4-16-391118-2 |
Cコード | 0095 |
伝説の男がついにすべてを語った!
戦後生まれ初の閣僚で、自民党最盛期の建設族のプリンス、そして田中角栄最後の愛弟子であった男は、ゼネコン汚職で逮捕され、刑務所へと送られる。
しかし、そこから新たな伝説が始まった。
検察の取調べに完全黙秘を貫き、検事をして「男の中の男」と言わしめた男は、出所後も当選を重ね、初当選から現在まで14戦無敗。そして、安倍一強の政界を揺るがす仕掛けを次々と繰り出している。
中村喜四郎
25年の沈黙を破って語られた驚愕の事実とは。
角栄の素顔、ゼネコン汚職の真相、自民党分裂で小沢が果した役割……昭和から平成にかけて激震した政界の裏事情。さらに日本だけでなく、トランプを生んだアメリカにもわたり、「選挙に勝つ」ことの意味を掘り下げる。
この男から目が離せない!
まえがき
第一章 選挙の申し子
・十歳の出馬宣言
・大学時代に出会った小沢一郎
・中村伸から中村喜四郎へ
・政治一家・中村家の誕生
・田中角栄との因縁
・角栄秘書時代の屈辱
第二章 成り上がりのプリンス
・有権者に配った「魔法の鏡」
・「ロッキード選挙」で初当選
・越山会と並び称される後援会「喜友会」
・「選挙の鬼」
・特殊部隊「吉伸会」
・プリンスの台頭と反小沢への道
第三章 完全黙秘とサバイバル
・喜四郎はなぜ逮捕されたのか
・完全黙秘
・鳩山と与謝野による出所祝い
・宿敵・山口武平
第四章 父帰る
・信心の在り処
・語られてこなかった妻と子の物語
・喜四郎は地元に何をもたらしたのか
・「黒羽」道路の「喜四郎カーブ」
第五章 メーク・ナカムラ・グレート・アゲイン
・小泉、小沢との再会
・喜四郎はなぜ強いのか
・喜四郎は三十年前に現れたトランプか?
・喜四郎、ラストベルトを歩く
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