単行本

我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源 エマニュエル・トッド 堀茂樹

2,420 (税込)
発売日2022年10月26日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ワレワレハドコカラキテイマドコニイルノカ ゲ ミンシュシュギノヤバンナキゲン
ページ数 320ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2022年10月30日
ISBN 978-4-16-391612-5
Cコード 0098
試し読み
書店在庫
ネット書店で購入
単行本

我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源 エマニュエル・トッド 堀茂樹

2,420 (税込)
発売日2022年10月26日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ワレワレハドコカラキテイマドコニイルノカ ゲ ミンシュシュギノヤバンナキゲン
ページ数 320ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2022年10月30日
ISBN 978-4-16-391612-5
Cコード 0098

民主主義は常に「原始的」である

 ホモ・サピエンス誕生からトランプ登場までの全人類史を「家族」という視点から書き換える革命の書!
 人類は、「産業革命」よりも「新石器革命」に匹敵する「人類学的な革命」の時代を生きている。「通常の人類学」は、「途上国」を対象とするが、「トッド人類学」は「先進国」を対象としている。世界史の趨勢を決定づけているのは、米国、欧州、日本という「トリアード(三極)」であり、「現在の世界的危機」と「我々の生きづらさ」の正体は、政治学、経済学ではなく、人類学によってこそ捉えられるからだ。
 下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることが明らかにされ、「家族」から主要国の現状とありうる未来が分析される。
 「核家族」――高学歴エリートの「左派」が「体制順応派」となり、先進国の社会は分断されているが、英国のEU離脱、米国のトランプ政権誕生のように、「民主主義」の失地回復は、学歴社会から取り残された「右派」において生じている。
 「共同体家族」――西側諸国は自らの利害から中国経済を過大評価し、ロシア経済を過小評価しているが、人口学的に見れば、少子高齢化が急速に進む中国の未来は暗く、ロシアの未来は明るい。
 「直系家族」――「経済」を優先して「人口」を犠牲にしている日本とドイツ。東欧から人口を吸収し、国力増強を図かるドイツに対し、少子化を放置して移民も拒む日本は、国力の維持を諦め、世界から引きこもろうとしている。

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入
文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 佐伯泰英特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト