書名(カナ) | オンナゲイニンノカベ |
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ページ数 | 248ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製 |
初版奥付日 | 2022年11月10日 |
ISBN | 978-4-16-391623-1 |
Cコード | 0095 |
女性芸人といえば、当たり前のように「ブス」「デブ」「非モテ」をいじられ、そこで強烈なインパクトを残すことが成功への足がかりとされてきた。しかし、持って生まれた容姿や既婚かどうかといった社会的属性などを「笑う」ことに対して、今、世間は「NO」という意思表示をし始めている。
上沼恵美子、中島知子、青木さやか、Aマッソ・加納愛子……「個人としての感覚」と「テレビが求めるもの」、そして「社会の流れ」。三つの評価軸の中に揉まれながら生きてきた女性芸人たちへの「文春オンライン」連続インタビュー企画「女芸人の今」を、 書き下ろしのコラム5本と特別対談を加え書籍化。彼女たちの葛藤を通じて、日本社会における女性の立ち位置の変遷を追う。
<登場する女芸人>山田邦子、清水ミチコ、中島知子、青木さやか、ホルスタイン・モリ夫、鳥居みゆき、日本エレキテル連合、Aマッソ・加納愛子、納言・薄幸
目次
【女芸人と新時代】
Aマッソ・加納愛子 女が女にツッコむ意味
鳥居みゆき 女芸人と呼ばないで
コラム 声を上げ始めた女芸人たち
【女芸人と孤独】
山田邦子 「ブスいじり」とデビューした頃
中島知子 女性MCのむなしさ
コラム 組織を作れない女芸人たち
【女芸人とブレイク】
モリマン ホルスタイン・モリ夫 90年代のテレビといじめ
青木さやか ブレイクの呪い
日本エレキテル連合 仲良しコンビで何が悪い
コラム テレビは女芸人に何を求めてきたのか
【女芸人と逃げ】
清水ミチコ モノマネという「逃げ」
納言幸 やさぐれという「発明」
コラム 女芸人が実践した、「女」のかわし方
特別対談 Aマッソ・加納愛子×西澤千央 シスターフッドの時代
コラム 上沼恵美子論
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