単行本

さよなら凱旋門

2,200 (税込)
発売日2024年03月11日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) サヨナラガイセンモン
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製
初版奥付日 2024年03月10日
ISBN 978-4-16-391815-0
Cコード 0093

サラブレッド大河ロマン小説

現代→1916年。日本人騎手が「蹄鉄」に転生!

フランスの凱旋門賞に出場した日本人騎手・藤晩夏は、レース中の落雷で異世界に転生してしまう! 口の悪い「蹄鉄」になった晩夏は、アラブ系の少年アリーの相棒として、ロンドン郊外からアメリカのケンタッキーへ、馬たちの成長を見守ることになった……。愛と裏切りと、狂気と堕落と執念と。さまざまな苦難と対峙して、世界的な名馬たちの誕生から、悲劇的な死に至るまで、アリーと晩夏は時代を走り抜ける。サラブレッドロマンあふれる大河小説!

目次

「さよなら凱旋門」目次

序章  二〇〇五年、フランス・パリ
第1章 ブリーズイングラス
①一九一六年、イギリス・ロンドン郊外 ②月下の帆 ③新天地 ④商談
第2章 セイルウォーター
⑤杭を打つ ⑥夏の夜風 ⑦約束の五月
第3章 ディオスクロイ
⑧流転する金 ⑨手作り ⑩再始動 ⑪ふたつの星

担当編集者より

蜂須賀敬明さんは20代で松本清張賞を受賞。『横浜大戦争』では、横浜市18区の土地神を擬人化したSFミステリー小説が、横浜市内の本屋さんで爆発的に売れて、人気シリーズになりました。
歴史×SF×ミステリーをハイブリッドに融合させるという独自の手法で、小説の新たな可能性を見せてくれたのが、書き下ろし長編の『さよなら凱旋門』。前代未聞にして空前絶後のサラブレッドロマンあふれる大河小説です。
物語のはじまりは、2005年のフランス凱旋門賞。日本人騎手の藤晩夏はレース中に落雷に打たれて、「蹄鉄」として異世界に転生します。
そこは1916年のロンドン郊外。口の悪い「蹄鉄」になった晩夏は、アラブ系の少年アリーと出会って、繁殖牝馬とともに大西洋を越えます。アメリカのケンタッキーの牧場で繰り広げられるのは、愛と涙と、裏切りと友情と……。とにかく胸を熱くさせるのです。
さし絵は『13歳のハローワーク』『横浜大戦争』などでおなじみの、はまのゆかさん。本を手にとって、ページをめくって、絵だけでも見てほしい。物語のカタルシスが果てしなくひろがります。
ちっちゃな頃は、絵のある小説が大好きでした。『トム・ソーヤの冒険』とか『長くつ下のピッピ』とか『モモ』とか『チョコレート工場の秘密』とか『星の王子さま』とか、懐かしい。また読みたいな。

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