単行本

日本蒙昧前史 第二部 磯﨑憲一郎

2,805 (税込)
発売日2024年06月11日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) ニホンモウマイゼンシ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2024年06月10日
ISBN 978-4-16-391856-3
Cコード 0093
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日本蒙昧前史 第二部 磯﨑憲一郎

2,805 (税込)
発売日2024年06月11日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) ニホンモウマイゼンシ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2024年06月10日
ISBN 978-4-16-391856-3
Cコード 0093

著者渾身の叙事的長篇、待望の第二弾

日本の戦後史をいろどった様々な事件に立ち会った人々の視点を自由自在に乗り換えていく語りが高く評価され、第56回谷崎潤一郎賞に輝いた『日本蒙昧前史』から4年。
パンダ来日、人気俳優同士の不可解な結婚、中東危機によるオイルショック……語りのスタイルはそのままに、著者の筆先は新たな事象にもぐりこんで「あの時代」を描き出していく。
著者みずから「ライフワーク」と公言する、疾走感あふれる叙事的長篇、待望の第二弾。

担当編集者より

著者の磯﨑憲一郎さんは言います。”同時代の精妙な描写でも、共感を喚起する力でも、ストーリーでもない。「語り口」こそが小説なのだ!”
では、語り口とはなにか。
これを説明することは磯﨑さんをもってしても難しいことなのですが、”書き手の身体性に根差した、小説を前へ進めようと踠き苦しみ、文章を捻り出す過程でどうしても滲み出てきてしまう、ある意味では悪癖のような、しかし書き手にとっては依って縋る杖でもあり、頼れる伴侶でもあるような、かけがえのない何か”だということです。
この「語り口」をとことん追求した小説こそ、この『日本蒙昧前史』三部作です。
体験したことのない愉楽に満ちた読み心地を味わってください。

著者

磯﨑 憲一郎

1965年生まれ。

2007年、『肝心の子供』で 文藝賞を受賞しデビュー。『終の住処』で芥川賞、『赤の他人の瓜二つ』で Bunkamura ドゥマゴ文学賞、『往古来今』で泉鏡花文学賞、『日本蒙味前史』で谷崎潤一郎賞を受賞。

他の著書に『眼と太陽』『世紀の発見』『電車道』『鳥獣戯画』『金太郎飴 磯崎憲一郎 エッセイ・対談・評論・インタビュー 2007-2019』などがある。

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