| 書名(かな) | おりせにんぎょうちょう |
|---|---|
| ページ数 | 256ページ |
| 判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
| 初版奥付日 | 2026年05月15日 |
| ISBN | 978-4-16-392100-6 |
| Cコード | 0093 |
江戸の人形町を舞台にした今作は、オール讀物新人賞受賞作家・由原かのんさんの3冊目の著作となります。
魂が宿った人形たちの声が聞こえる不思議な力があるおりせ。人形師の父・貝助と弟・清太郎、継母のおすまと暮らしています。
おりせは小さいころから人形の声を聞くことができましたが、周囲からは理解されず、時に孤独を感じることもありました。
そんなおりせが気持ちを打ち明ける相手は、人形浄瑠璃の蝉丸を模した人形と、継母の亡き3歳の娘であるおちよの魂が宿った人形です。
人形に宿る思いに寄り添いながら、恋や友情、家族の絆を深めていくおりせの姿が、繊細かつ生き生きと描かれています。
そして年頃のおりせは、嫁ぐのか、婿を取るのか、あるいは人形を作る職人を目指すのか、決断を迫られます。恋愛は苦手と感じているおりせが選ぶ将来とは…。
繊細な筆致で描かれる人間模様と、時代小説ならではの風情が楽しめる『おりせ人形帖』。時代小説ファンはもちろん、ファンタジーや成長譚がお好きな方にもお読みいただきたい一冊です。
夜々の空蟬
よしやわざくれ
とたんかたん
たそかれ
心の駒

2019年にオール讀物新人賞を受賞しデビューした作家・由原かのんさん。待望の単行本2作目となる『おりせ人形帖』 が、5月13日に文藝春秋より発売されました。
舞台は江戸時代の人形町。人形の声を聞くことができる不思議な力を持つ少女・おりせの迷いや成長を描いた時代小説です。人形職人の家に生まれたおりせは、自身も職人になることを夢見ていますが、跡取りである弟・清太郎の存在や、父の弟子である斎助(ときすけ)への淡い想いに心が揺れます。
著者の由原かのんさんに、作品に込めた想いや制作の裏側について伺いました。
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