わずか半日の戦争が、日本の近代史を変えた!
今年は明治維新から150年。ということは江戸城の無血開城から150年。
すなわち、1868年の旧暦5月15日、江戸で行われた最初で最後の戦争、彰義隊の戦い(上野戦争)から150年ということなのです。
「勝海舟と西郷隆盛の頂上会談により江戸城総攻撃が回避された」
明治維新といえば巷間、そう伝えられています。しかし実際は江戸城が炎上しても不思議ではありませんでした。
くすぶる幕臣の不満、深まる新政府と幕府側の対立、勝海舟と息づまる西郷の駆け引き……。
幕臣の不満分子が、それぞれの思惑を抱きつつ彰義隊を結成。
江戸っ子も彼らを支持しました。
そして東京・上野の寛永寺で、彰義隊と新政府が激突。戦場はじつに悲惨なものでした。
わずか半日で勝負はつきましたが、ここで新政府が武力を見せつけたことで、徳川家の静岡移封が実現するなど、その影響は多大なものでした。
慶喜が大阪から逃げ返ったときから始まり、敗れた隊士の後半生までを、資料や同時代を生きた渋沢栄一や高村光雲などの目を通して、生き生きと描きます。
書名(カナ) | エドノイチバンナガイヒ ショウギタイシマツキ |
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ページ数 | 240ページ |
判型・造本・装丁 | 新書判 |
初版奥付日 | 2018年04月20日 |
ISBN | 978-4-16-661166-9 |
Cコード | 0295 |
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