| 書名(かな) | てがみ |
|---|---|
| ページ数 | 432ページ |
| 判型・造本・装丁 | 文庫判 |
| 初版奥付日 | 2006年10月10日 |
| ISBN | 978-4-16-711011-6 |
| Cコード | 0193 |
弟の直貴を大学へ行かせたい。そのための金を手に入れようと強盗に入り、人を殺した兄・剛志。
服役中の剛志から、直貴のもとへ月に一度、手紙が届く。刑務所での暮らしや、弟の身を案じる言葉が綴られている。
だが、兄の犯した罪によって、直貴の人生は一変していた。
大学進学をあきらめ、働き始めた直貴。音楽に打ち込み、仲間ができ、好きな女性もできる。今度こそ普通に生きたい。そう願って新しい一歩を踏み出しても、兄が強盗殺人犯だと知られた途端、周囲の態度が変わってしまう。
人を殺したのは兄だ。自分ではない。
それなのに、なぜ自分まで――。
やがて直貴は、兄からの手紙を読むことさえ疎ましくなっていく。
自分を大学へ行かせようとして罪を犯した兄。いまも変わらず、自分を思い続けている兄。その気持ちはわかっている。それでも直貴は、自分の人生を守るために、たった一人の兄との縁を切ろうとする。
あなたなら、この兄を捨てられるだろうか?
文庫275万部突破。東野圭吾の全文庫作品中、最大部数を誇るロングセラー。
山田孝之主演で映画化、亀梨和也主演でテレビドラマ化。舞台・ミュージカルでも上演を重ねる。
2025年「東野圭吾 104冊・1億部 全国民投票」第3位。
世代を超えて読み継がれる、東野圭吾の代表作。
手紙
解説・井上夢人
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