担当編集者より

作家として長い交友があり、政界と仏門という別々の道を歩むお二人が交わした往復随筆です。運命について、霊、夢、老い、転機について……。あまりに鮮烈な作品のため、そろって文壇の顰蹙を買った若い頃の思い出……。お二人の鋭い感性と熱い情熱が、あたたかく時に激しく交差する味わい深い対話です。立木義浩さんが撮影したお二人のポートレイトも多数収録。いや、お二人とも実にフォトジェニック、格好よさはそこらのタレントも顔負けで、こちらも楽しめます。（ＫＭ）