書名(カナ) | ゲンジモノガタリノオンナギミタチ |
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ページ数 | 192ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2018年08月10日 |
ISBN | 978-4-16-791125-6 |
Cコード | 0195 |
とっておきのヒロイン、教えます!
世界最古の大恋愛小説のストーリーを追いながら、個性あふれる王朝の女性たちのキャラクターを分析。
1997年4月から6月の3カ月間、NHK教育テレビ「人間大学」で「源氏物語の女性たち」という番組を書籍化した作品です。この番組は寂聴さんが毎回、源氏物語ゆかりの地に出かけていき、語るという内容。作者の紫式部をはじめ、光源氏が最も愛した紫の上、男を虜にした魔性の女・夕顔、誇り高くインテリ女性・六条御息所、情熱的で官能的な朧月夜など、光源氏を取り巻く女たちをわかりやすく解説しています。
「紫式部は仏教に帰依してもなお物語を書きつづけたことで、救われていたのではないでしょうか。『源氏物語』の底には、女人成仏の悲願がかく流れているように私には思われてなりません」
といった具合に、寂聴さん独自の見解が満載です。
源氏物語をイッキ読みした気分になれる、世界一わかりやすい入門書です・
はじめに
第1章 紫式部について
第2章 桐壷の更衣と藤壺の女御
第3章 葵の上と紫の上
第4章 六条御息所
第5章 夕顔
第6章 空蝉と末摘花
第7章 朧月夜の君
第8章 明石の君と玉鬘
第9章 女三の宮
第10章 雲居の雁と落葉の宮
第11章 宇治の大君と中の君
第12章 浮舟
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