| 書名(かな) | うみなり |
|---|---|
| ページ数 | 352ページ |
| 判型・造本・装丁 | 文庫判 |
| 初版奥付日 | 2013年07月10日 |
| ISBN | 978-4-16-719259-4 |
| Cコード | 0193 |
老いを感じる男の人生の陰影を描いた傑作長篇
この人こそ、生涯の真の同伴者かもしれない。
家にはびこる不和の空気、翳りを見せはじめた商売、
店を狙い撃ちにするかのような悪意――心労が重なる新兵衛は、
おこうとの危険な逢瀬に、
この世の仄かな光を見出す。
しかし闇は更に広く、そして深かった……。
新兵衛の心の翳りを軸に、
人生の陰影が描いた傑作長篇。
解説・後藤正治
「本書は、藤沢氏らしい、精緻なつくりの時代小説である。市井ものの長篇としては
代表作になるのだろう。全篇を通し、昏い色調が漂う大人の物語であるが、
その文品が、ほろ苦くも艶なる光沢を与えている。」
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