作品紹介

作家・吉村昭から愛する女性=妻への手紙と、妻から夫への手紙の束は、100通以上にも及ぶ。

出会ったばかりの文芸部時代、互いの作品評から始まり、個人的な付き合いを深めていくなかでの恋文、作家として共に歩んだ長い苦節の時代、家族と遠く離れ孤独にさいなまれる取材の旅、そして妻への最後の手紙となった遺書――。

吉村昭没後10年を機に、プラスチックケースの引き出しいっぱいに入ったそれらの手紙を一つずつ検め、当時を振り返りながら綴ったエッセイ。

決心、不安、希望、情熱、望郷、愛、いたわりなど、吉村が心の底までさらけ出すのは、唯一妻への手紙のみだった。


夫婦作家の慈しみの軌跡。

解説・梯久美子

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担当編集者より
おしどり作家夫婦として知られた吉村昭さんと津村節子さん。

学生時代に出会ってから、2006年に吉村さんが亡くなるまでに交わされた手紙をもとに、長い夫婦の軌跡を振り返ります。

いかに文学をまっすぐ志し、悩み、弱さをさらけ出し、希望を胸に、妻を愛し、家族を慈しんできたかー―。

作家・吉村昭の知られざる一面には、作品の愛読者も大いに驚かされるでしょう。

「読み手の心にあたたかな重さを残す一冊」ー―そう締めくくる梯久美子さんの解説も必読です。 (KK)
商品情報
書名(カナ) ハテナキタヨリ
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2020年04月10日
ISBN 978-4-16-791483-7
Cコード 0195

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