書名(カナ) | ハテナキタヨリ |
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ページ数 | 240ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2020年04月10日 |
ISBN | 978-4-16-791483-7 |
Cコード | 0195 |
作家・吉村昭から愛する女性=妻への手紙と、妻から夫への手紙の束は、100通以上にも及ぶ。
出会ったばかりの文芸部時代、互いの作品評から始まり、個人的な付き合いを深めていくなかでの恋文、作家として共に歩んだ長い苦節の時代、家族と遠く離れ孤独にさいなまれる取材の旅、そして妻への最後の手紙となった遺書――。
吉村昭没後10年を機に、プラスチックケースの引き出しいっぱいに入ったそれらの手紙を一つずつ検め、当時を振り返りながら綴ったエッセイ。
決心、不安、希望、情熱、望郷、愛、いたわりなど、吉村が心の底までさらけ出すのは、唯一妻への手紙のみだった。
夫婦作家の慈しみの軌跡。
解説・梯久美子
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