書名(カナ) | ゲイニンシュンジュウ ハカセヨリアイヲコメテ |
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ページ数 | 432ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2021年02月10日 |
ISBN | 978-4-16-791649-7 |
Cコード | 0195 |
「藝人春秋」では芸能界に潜入したルポライターとして怪人、奇人たちを活写した水道橋博士が、今回は週刊文春の新谷誠編集長(謎のボスM)の命を受けて「芸能界に潜入したスパイ」として偉人、怪人、奇人たちをその機密、タブーにまで触れて描きだす。
タレント弁護士から政治家へと駆け上がった橋下徹の正体、タモリとの奇妙すぎる邂逅、リリー・フランキーの彼女(ラブドール)、ビートたけしと金のロールスロイスを巡る奇譚、ますます加速する三又又三の奇人ぶり、CIAの工作員疑惑も根強いデーブ・スペクターの知られざる人生、テレビの王座に輝いていたみのもんたの冬の時代、マッハスピード豪速球のガン太の運転修業、史上最悪の国際問題にまで発展した江頭2:50の「トルコ全裸事件」のトラブル、永遠の旅人タレント照英、怪優・阿藤快との街歩き、さんまのむすめIMALUとの巡り合わせ、ビートたけしのむすことの仕事、昭和の歌姫藤圭子と平成の歌姫宇多田ヒカル、遅れてきた新人・マキタスポーツの誕生秘話、仙人のように暮らす大滝詠一を訪ねた日の記憶など、自らの目で見た、耳で聞いた「真実」を綴る濃厚なノンフィクション。
現実という「この世」と芸能界という「あの世」を自在に行き来する水道橋博士にしか書けない、可笑しくも悲しい、業の深い人々の人生模様を詰め込んだ濃厚な一冊。
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