作品紹介

「知」を愛するすべての人へ

「うつ」でも大丈夫だよ。
どんなに「できること」を失っても、
必ずまた一緒にやっていける。

研究者として最盛期を迎えていた30代の半ばに、
重度の「うつ」で言葉の読み書きができなくなった著者は、
いかに知性を取り戻し、
しかし大学を去ると決めたのか。
能力主義の限界を超える、
新しい社会の見取図はどこにあるのか。
平成の「反知性主義」を検証し、
疫病の令和で孤立する人を励ます
真摯な一冊。

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担当編集者より
東アジア史の中に日本を位置づける壮大
な歴史観をひっさげて論壇に登場、一躍ス
ターとなった気鋭の歴史学者を、三十代半
ばに重度のうつ病が襲います。読み書きは
おろか、話すこともおぼつかなくなり、入
院と、二年半以上にわたるリハビリが始まり
ました。この「能力」を奪われた体験とそ
こからの回復を、個人史として、そして同
時代史として書き残そうとした試みが本書
です。大学を辞め、在野の言論人として歩
み出した著者の第一歩ともいえるこの本は、
読むものを静かに感動させる、
得も言われぬ魅力に溢れています。
目次
Prelude 「うつ」の世紀に生きるあなたへ 

はじめに 黄昏がおわるとき

第1章  わたしが病気になるまで 

第2章 「うつ」に関する10の誤解 

第3章 躁うつ病とはどんな病気か

Interlude 大学でいちばん大切なこと

第4章 反知性主義とのつきあいかた 

第5章 知性が崩れゆく世界で

第6章 病気からみつけた生きかた

おわりに 知性とは旅のしかた

Coda1 知性の敗北あるいは「第二のルネサンス」

Coda2  大学のなかでこれ以上続いてはならないこと

Coda3  リワークと私ーーブックトークがあった日々
 
 
商品情報
書名(カナ) チセイハシナナイ ヘイセイノウツヲコエテ ゾウホバン
ページ数 400ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2021年11月10日
ISBN 978-4-16-791786-9
Cコード 0195

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