作品紹介

覇者・劉邦の影で
いのちを燃やした五人。
秦の絶頂と崩壊から
漢の始まりまで――
戦い、逃げ、生き抜いた男達を描く。

「王になりたいのさ」。
秦の勃興期、小家の青年・劉邦は
幼なじみにうそぶく。
農作業を手伝わず、口八丁の男は
やがて挙兵し、たびたび敗れながら、
ついに垓下の戦いで項羽をくだす。

漢王朝の始祖を、
彼と共に動く影のように生きた五人――
季布(項羽の将)、盧綰(幼なじみ)、
陸賈(儒者)、劉肥(息子)、叔孫通(漢の儒者の宗家)ら
同時代人の目で描く、
長篇のような読み応えの傑作連作短篇集。
解説・湯川豊。

目次:
逃げる

長城のかげ

石径の果て

風の消長

満天の星

おすすめ記事

※外部サイトへリンクしている場合もあります

担当編集者より
列伝――司馬遷が『史記』で始めた紀伝体という史書形式のうち、本紀と呼ばれる帝王の一代記に対して、臣下や将など個人の伝記部分を指します。宮城谷氏が好まれる小説スタイルの一つで、新装版でお目見えの本書では、秦の絶頂期から漢の初期まで、覇者・劉邦のかげで生き抜いた五人の男たちが描かれています。武将だけではなく、劉邦に認められて新王朝づくりに力を発揮した二人の儒学者も登場します。歴史に目をこらすうち、やがて躍動し始める一人一人のかけがえのない人生、これぞ小説の醍醐味ではないでしょうか。
商品情報
書名(カナ) チョウジョウノカゲ 
ページ数 320ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2022年01月10日
ISBN 978-4-16-791814-9
Cコード 0193

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、https://www.bunshun.co.jp/contact/ から各部門にお送りください。

感想を書く

 

メディア関係者、図書館の皆様へ

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

https://www.bunshun.co.jp/contact/

映画・テレビ化情報一覧を見る