三国志名臣列伝 蜀篇 宮城谷昌光

803 (税込)
発売日2026年01月05日
商品情報
書名(かな) さんごくしめいしんれつでん しょくへん
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2026年01月10日
ISBN 978-4-16-792460-7
Cコード 0193
書店在庫
ネット書店で購入
  • 文庫
『三国志名臣列伝 蜀篇』(宮城谷昌光)
  • 文庫

三国志名臣列伝 蜀篇 宮城谷昌光

803 (税込)
発売日2026年01月05日
商品情報
書名(かな) さんごくしめいしんれつでん しょくへん
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2026年01月10日
ISBN 978-4-16-792460-7
Cコード 0193

関羽、張飛、諸葛亮……最高傑作「蜀篇」!

非情にも見える劉備を、なぜ男たちはそれほど愛したのか?
数千年の時をこえて、中国歴史小説の第一人者によって初めて見出された真実。

関羽、張飛、諸葛亮、趙雲……。
「めずらしいほど無垢な人」劉備に、どこまでもついていった男たちの純情と覚悟。
いまも愛される英雄たちの挽歌。

『三国志』全十二巻の大河小説を刊行している宮城谷さんにとっても、この『三国志名臣列伝 蜀篇』は、まさに珠玉の一冊であり、三国志名臣列伝の最高傑作である。
三国志時代、最も小さな国・蜀。
誰もが知る関羽、張飛、諸葛亮、趙雲から劉備の死後に活躍する李恢、王平、費緯まで、
七人の名臣を丁寧に描くことにより、一見、非情にも見える劉備の不思議な魅力を炙り出す。
今もなお愛され続ける英雄たちの光と影。



「玄徳はめずらしいほど無垢な人なのだ」と、関羽は感動した。
けがれる一方の世の中で、どこまで無垢をつらぬいてゆけるか。
みとどけたくなった……(「関羽」より)。



小説は虚構であるから、妄(うそ)を書いてもかまわないとはいえ、歴史小説の場合はそうとばかりはいえない。
私自身「三国志」の演義(通俗小説)を好んで読んでいたのに、
あるとき、あれも妄、これも妄か、と気づいて落胆し、すっかり冷めた覚えがあるので、
読者に同じような失望をさせたくなかった、というのが私の本音である。
──著者あとがきより

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入
阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 2025 文春文庫 秋100ベストセレクション 東野圭吾「ガリレオシリーズ」公式サイト 佐伯泰英特設サイト 池袋ウエストゲートパークシリーズ最新作『男女最終戦争』石田衣良・著 公式サイトです