まよなかの青空 谷瑞恵

880 (税込)
発売日2022年05月10日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) マヨナカノアオゾラ
ページ数 352ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2022年05月10日
ISBN 978-4-16-791876-7
Cコード 0193
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まよなかの青空 谷瑞恵

880 (税込)
発売日2022年05月10日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) マヨナカノアオゾラ
ページ数 352ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2022年05月10日
ISBN 978-4-16-791876-7
Cコード 0193

後ろ向きな人生に射す、ほのかな光

東京タワーで働く竹宮ひかる。ブラック企業の営業、森沢達郎。親の抑圧のもとで育った幼なじみ同士は中年手前で再会する。過去から抜け出せない二人は、大切な思い出の中の人物、修学旅行の特別列車「あおぞら号」に乗っていた「ソラさん」を探し始める。厳しいリアルを生きる大人に贈る現代のファンタジー。解説・中江有里

目次

第一章 からくり箱の謎
第二章 思いがけない再会
第三章 あした天気になあれ
第四章 開かない願い箱
第五章 やりきれない夜は深く
第六章 あおぞらをさがしに
第七章 ソラさんに会える日
解説  中江有里

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担当編集者より

小説は、キラキラした人ばかりのものではありません。文春文庫初登場の谷瑞恵さんは、なにかを「喪失」した人々の物語を紡ぎ続ける作家です。このお話の二人の主人公、ひかると達郎が失くしたものはなにか。それは、最初から奪われていたと言うしかない、「幸福な子供時代」です。成長した二人は、社会に出てからも、人を傷つけ、傷つけられ、騙し、騙され、挫折の連続です。彼女と彼に救いは訪れないのか? いえ、傷を抱える人が、それでも他人への優しさを思い出して前を向く時、奇跡が起こることがあるのです。

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