おでかけ料理人 佐菜とおばあさまの物語 中島久枝

825 (税込)
発売日2024年02月06日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) オデカケリョウリニン サナトオバアサマノモノガタリ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2024年02月10日
ISBN 978-4-16-792171-2
Cコード 0193
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おでかけ料理人 佐菜とおばあさまの物語 中島久枝

825 (税込)
発売日2024年02月06日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) オデカケリョウリニン サナトオバアサマノモノガタリ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2024年02月10日
ISBN 978-4-16-792171-2
Cコード 0193

呼ばれたお家でお料理!美味しい新シリーズ

主人公・佐菜(16歳)は日本橋の老舗の帯屋、三益屋の娘。
だが小さい頃に母を亡くし、教養高く美しい祖母(66歳)と二人で、
室町の隠居所で暮らしていた。
ところがある日突然、この箱入りコンビは世間の荒波に放り出され――

借家に移り、おばあさまは手習いの塾を開いて見るも、お品のいい塾に
子供は集まらない。次第にお金が無くなり、辛そうになる祖母を見て、
これまでのんびり内気なまま生きてきた佐菜は、自分を奮い立たせる。

女中から教わっていた京料理の腕前を武器に、「出張料理人」を始めることに
なったがーー庶民の事情に疎いが豊かな知識で佐菜を助けてくれるおばあさまの
秘密、隠されていた「三益屋倒産」のおどろきの事情とは――。

他人の家の台所 × 料理 × 教養 !
ほっこり美味しい5つのストーリー



<目次>

1章 白和えはわが家の味
2章 春日局の七色飯 
3章 江戸か明石か 蛸飯対決
4章 お食い初めの鱚のすし
5章 昔の夢追う 鮎の味噌焼き

担当編集者より

 

内気で甘えん坊、家の中で料理をすることだけで満足していた
16歳の佐菜と、大店の女将として店を支えてきた教養高い祖母。
突然、この二人のコンビが世間に放り出されてハラハラします。でも、
優しい白和えの味、芋の煮っころがしから匂ってくる甘じょっぱさ、
新鮮な筍で作る筍ごはんの香り…説得力ある
お料理シーンの連続に、読んでいると嬉しくなります。おばあさまの
知恵と佐菜の料理が「出張料理」という仕事でどう結びつくか。
これからどんどん腕をあげていく佐菜の成長もお楽しみに!

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