書名(カナ) | ヘイゾウノハハ |
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ページ数 | 384ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2024年04月10日 |
ISBN | 978-4-16-792197-2 |
Cコード | 0193 |
おれには、はなから母親がいない、そう考えるのだ――。
売り出し中の料理屋<元喜世>に突然現れた「平蔵の母」きえ。その真偽は、平蔵の真意は。
池波正太郎没後なお多くの支持を集める『鬼平犯科帳』。父で挿絵家・中一弥氏が「オール読物」で挿絵を描いていた縁と、長年の愛読者だった著者が、「鬼平」へのオマージュをこめて、切れ味鋭く長谷川平蔵を蘇らせたシリーズ最新の第4作。収録作品は表題作の他、「せせりの辨介」「旧恩」「陰徳」「深川油堀」「かわほりお仙」の全6作。
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