書名(カナ) | マジョノオリ |
---|---|
ページ数 | 480ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2024年10月10日 |
ISBN | 978-4-16-792291-7 |
Cコード | 0197 |
雪が降ったのなら、
あんたたちみんな、
もうすぐ死ぬよ。
呪いの村に連続する怪死。
この村の秘密は、絶対に見抜けない。
その村を見おろす山からは、かつて魔女とされた女たちが突き落とされて死んだ――。
現在、村は実業家ティオンヴィル氏によって所有され、平穏を保っていた。だが、新たに赴任した警察署長ジュリアンは、この村は何かおかしいと疑いはじめる。
実在しない作家について執拗に図書館に訊ねる老人。
子供が騒いで寝られないと苦情をよこすバス運転手。
2年前に羊を殺戮し、直後に怪死を遂げた羊飼い。
そしてこの村には、ありとあらゆる場所に監視カメラがあるのだ……。
エスカレートしてゆく怪事、死んでゆく村人たち。ジュリアンと部下たちの奔走もむなしく、雪の降る夜に恐怖はクライマックスを迎える!
『魔王の島』で日本のミステリ通を驚愕させた鬼才が、ふたたび放つショッキングな真相。果たしてこの村に隠された秘密とは――?
前作『魔王の島』でこれはもはやミステリとしては反則じゃないのか、と議論を巻き起こしたフランスミステリの奇才J・ルブリ! 新作『魔女の檻』もどうにも説明不能な企みと、謎の読後感をもたらす唯一無二っぷりで、さしものミステリ王ナガシマもおれは何をつくってしまったのか、と苦悶します。最終的には「まあいいから読んでみてください」とまとめるしかない摩訶不思議な面白さを伝えるべく、おっさん二人が苦心惨憺するトークをお聞きください。
ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
※外部サイトに飛びます
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。