書名(カナ) | ハイユウノカタゴシニ |
---|---|
ページ数 | 240ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2025年01月10日 |
ISBN | 978-4-16-792324-2 |
Cコード | 0195 |
実人生と俳優業の原理は似ている――橋のたもとの恐ろしい狂人、淡い憧れを抱いた女先生、父の復員と死……幼年期から少年期の記憶の断片は演技の原点となり、やがて独自の表現へと昇華した。波乱の人生を駆け抜けた孤高の俳優が、特異な視点で自由自在に綴った初の自伝。付録に山下澄人との対談を収録。解説・池澤夏樹
「人は与えらえた役柄のなかで生きるしかない」
稀代の俳優、初の自伝!
【日経新聞「私の履歴書」で大反響!】
●狂人、女先生との同居、戦争体験
●俳優の原点…父の帰還と「ハダシの疾走」
●文学座→劇団「雲」→37歳でフリーに
●黒澤明、森繁久彌、三船敏郎、山田太一、寺山修司、伊丹十三…巨人たちとの出会い
●俳優人生の転機『ヘンリー四世』
●老いをどう迎えるか? etc.
山﨑の努
川の匂い
父の肩ごしに
女先生
空襲警報
黒い家
ハダシの疾走
父の死
メジロ
新聞、牛乳、ラッキョウ
納豆、勝手口
コッペパン
ぶらぶらだらだら
俳優志願
俳優養成所
どんぶらこ
おもしろいねえ
たかが芝居
映画出演
ヘタとダイコン
黒メガネ
やけど
丸太ん棒
あわただしい年
劇団「雲」
友
拍手
もやもや
自分の演技を
出産、キス
一人になって
演出家と
ヒー・イズ・マイ・フレンド
黒は白く
物忘れ、好きな役
なんという男だ
名なしの男
エンリコ
舞台に立つこと
理想の演技
パニック
最後の舞台
老い
あとがき
文庫版あとがき
特別付録対談 演技と小説が交わるところ
山下澄人(芥川賞作家)× 山﨑努
解説 池澤夏樹(作家)
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
※外部サイトに飛びます
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。