書名(かな) | ここう |
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ページ数 | 480ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2025年10月10日 |
ISBN | 978-4-16-792433-1 |
Cコード | 0197 |
話題沸騰! 新・競馬シリーズ第2弾。
フェリックス・フランシスの清新な魅力が冴える傑作。
英国競馬の聖地、ニューマーケットで発生した厩舎火災。犠牲となった名馬の馬主の依頼で、危機管理コンサルタントの私が調査に派遣された。焼けた厩舎は高名な調教師一家のものだったが、カリスマ調教師だった父のもと、三人の息子たちがいがみあう地雷原のような一族であった。ほどなくして火災の焼け跡から人間の遺体が発見され、それは問題児として疎まれていた末の娘のものであると判明した。そしてさらなる死が。
なぜ厩舎は焼かれなければならなかったのか? 長年にわたって音信不通だった問題児ゾーイはなぜ帰郷し、遺体で発見されたのか? 殺人者は一族にの中にいるのか? 調査を進める私にも危険はふりかかった――。
競馬場、厩舎、牧場から競売場までが集まる「競馬の故郷」ニューマーケットを舞台に展開する「新・競馬シリーズ」第2弾。スリラーの緊迫のなかに英国ミステリの香気を漂わせ、父ディックの『名門』『黄金』を彷彿させる快作!
人気番組「翻訳の部屋」と「文春推理部」がコラボした新企画が発進します。『覚悟』、『虎口』と順次、刊行が続くF・フランシスの新・競馬シリーズ。英国エンタメ史を代表する超人気シリーズ(およびその後継)について、ミステリ王ナガシマに「文春推理部」部長イシイがあれこれ聞いていく入門編の第1回です。新本格以前/以後のミステリファンの違い、東西の大学ミステリ研トークなど、こぼれ話も充実!
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「翻訳の部屋」と「文春推理部」のコラボ企画。『覚悟』、『虎口 』と順次、刊行が続くF・フランシスの新・競馬シリーズについて、ミステリ王ナガシマに「文春推理部」イシイがずけずけ聞いていく入門編第2回です。1行目から物語の渦に放り込まれるツカミの早さ! 主人公をこれでもかと襲う嫌がらせの数々! 英国エンタメの最高峰はじつは日本エンタメに似ているよ、という話まで、ノンストップトークでお送りします。
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