名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘 福留真紀

1,760 (税込)
発売日2020年04月08日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) メイモンフダイダイミョウ サカイタダタカノフントウ
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2020年04月10日
ISBN 978-4-16-813086-1
Cコード 0195
試し読み
書店在庫
ネット書店で購入

名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘 福留真紀

1,760 (税込)
発売日2020年04月08日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) メイモンフダイダイミョウ サカイタダタカノフントウ
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2020年04月10日
ISBN 978-4-16-813086-1
Cコード 0195

五代将軍綱吉の治世に生きた大名の実像と生存戦略

出世ルートから外れた御曹司、再起に挑む!

四代将軍徳川家綱の大老を務めた酒井忠清の嫡男、忠挙(ただたか)。
将来を約束されたはずの彼の人生は、父の失脚で、突如、暗転する。
降格、閑職、奇病、困った親族、そして期待していた嫡男の早世……。
これでもかと重なる苦難に、しかし忠挙は諦めない。
新興大名・柳沢吉保と姻戚関係になり、時の老中と密接に連絡を交わし、意見具申にも精を出す。
ひとえに、親族を救うため、家を守るため、そして将軍・綱吉への忠勤のため――。
江戸時代中期、幕府官僚として生きた、ある御曹司の等身大の実像に迫る。

文庫化にあたり、補論「酒井忠挙の妹・長姫の憂鬱」を増補。
「本書では、家の格式だけでなく、人間力や人心掌握力も問われる徳川政治の厳しさを通して、順風満帆だったかに思われた御曹司エリートが苦労人として辛酸を嘗めるストーリーが語られる。それは現代人も共感できる歴史の教訓にもなっている」――「解説」・山内昌之

おすすめ記事

※外部サイトへリンクしている場合もあります

担当編集者より

「かけ走りの御奉公」――忠挙は自らの信念をこう記します。
本来であれば幕府老中を務める家柄。それが果たせない無念を抱えながら、
城の門番でもいいから働きたいと、生涯、将軍への忠勤に励みます。
組織のなかで生き、子や孫、親族のために奮闘する忠挙の姿には、共感すること間違いなしです。

著者

福留 真紀

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入
文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 佐伯泰英特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション