作品
話題作、古典の中の古典、懐かしい作家……。文庫には出会いがあふれている。当代随一の本読みによる、知的好奇心満載の読書案内
老若男女を問わず沸き起こった「ハンカチ王子」ブーム。日本人は斎藤くんの姿と態度に、失われた古きよき日本の美しい復活を見た!
あなたは「取っとく」人、「捨てる」人? 「かます」人、それとも「こもる」人? 50の項目でニンゲンの根本に迫る傑作エッセイ集
「性愛奥儀をインドもので」「SMは命がけ」etc。有名映画のベッドシーンをイラスト化。解説を加えてお洒落に仕上げた意欲作!
映画、ラジオ、本、人物の感想を書きながら〈時代〉をみごとに滲ませる。「現代」のクロニクル(年代記)。「週刊文春」好評連載中!
落語の魅力にとりつかれ、「落語こそ日本文化最大最高の遺産」と言い切る著者による、寝ながら愉しむ落語入門。イラスト多数収録
援助交際の萌芽はこの年にあった。酒鬼薔薇事件やダイアナ妃の交通事故死などショッキングな事件続出で呆然の、九七年時評コラム集
富豪代議士夫人にして大正三美人に数えられた林きむ子。日本古来の芸事を身につけ、スキャンダルにもみまわれた波乱の生涯を追う
壮大な鎮魂曲「海ゆかば」、日本の母たちに歌い継がれてきた「朧月夜」「夏は来ぬ」――。懐かしい歌への追憶を綴るエッセイ集第二弾
「ほがらか」に憧れながら、口をついて出てくる言葉は「クダラン」。怒りたくないのに、情けないことが多すぎる!!’96年時評コラム集
アイスモナカをパキ、甘納豆をホポッ、音が楽しい。チャーシューメンを頼むとヒト、が楽しい。スイカの丸剥き、が楽しい丸かじり
ココ・シャネル、樋口一葉からアラカン、志ん生、自分のひいおばあさんまで――会ったこともないのに懐かしい39人の人物エッセイ
中野翠20世紀最後の書評集。こよなく愛する“芸人もの”“顔面本”から31年ぶりに開いてみた江藤淳まで。もう一度読みたい本ばかり
「横丁の隠居」を気取るはずが阪神大震災に地下鉄サリンと空前絶後の事件続出。「クダラン」「許せん」と呟く“じじいな気分”の’95年版
超毒舌映画フリークのコンビが放つ痛快対談集。古今東西の映画界のベストカップル、男優、女優を肴に言いたい放題。イラスト付き
美恵子さんバッシング第一波、ヘア・ヌード、勝新太郎ふたたび。おなじみ極私的クロニクルの93~94年版。<付>「東京10階日記」
サイレントの名花から戦後黄金期のスタアまで、日本女優の美しさ、妖しさ、可憐さを余すところなく伝える、写真と名文満載の決定版
山中貞雄、アラカン、ロッパ、松本かつぢ、森雅之……ジャンルを越してデモーニッシュな曲者たちに捧げる、中野翠流のオマージュ
無手勝流に作品を楽しみつつ、同時代的な意味を読み取る。『草枕』から『マディソン郡の橋』まで、「全方位無制限」書評コラム集
ヒット曲はなぜヒットするのか? 天才チカダが答えます。コムロ、アムロ、フミヤにキンキ……全百十五曲、耳からウロコの大分析!
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