作品
四十七人の反乱の謎を斬新な視点で論じた「忠臣藏とは何か」他「恋と日本文学と本居宣長」「女の救はれ」等、文芸評論の名作を集結。
「ヨナ書」に材をとり、重厚なテーマと新しい文体で議論を起こした処女長篇「エホバの顔を避けて」ほか「にぎやかな街で」など七篇。
漱石と国家、「明治の精神」の関係を論じ反響を呼んだ「徴兵忌避者としての夏目漱石」など漱石論の集大成他、鴎外・花袋らの作家論。
「相手がどこにいようと毎日会っていた」という太地喜和子との恋の真実を始め、知られざるエピソードの数々で描く稀代の名優の生涯。
巧みなストーリー展開で絶賛されベストセラーとなった「女ざかり」、短篇「鈍感な青年」、単行本未収録の「墨いろの月」などを収録。
「戦国時代を心理学で分析する」から「『ミシュラン東京版』への決定的批判」「直木賞とっておき秘話」まで、次々繰り広げられる17篇
京大文学部より東大文学部のほうが官僚的? 漢字検定試験のおそまつさ、ムサシを「武藏」と書く理由など——知的エッセイの決定版
フレンチ・キスの普及はフランス内務省の陰謀? 首狩り族の音楽ってどんなもの? 読めば納得、愉快でためになるエッセイ15篇
宮本武蔵はなぜ決闘に遅刻した? 周恩来が田中角栄と舌鼓をうったのは? 頭に栄養、心にゆとりを与えてくれる大好評エッセイ集!
ディドロ、サルトル、西鶴、大江をどう評価するのか? まったく新しい文学観で世界・日本文学全集全300巻を編み直す画期的試み
ますます好調な丸谷エッセイの最新版。「ミシュラン東京版」を痛烈に批判したり、天下無敵の「すきやばし次郎」の客あしらいにもの申す
伝説の名雑誌だった「JAPAN AVENUE」に連載された丸谷さんの、知的好奇心溢れたエッセイの数々。和田誠さんの絵も愉しい
06年に逝った著者、渾身のがん闘病記を収録する週刊文春「私の読書日記」と95年からの書評を集めた才気とユーモア溢れる1冊
名作「野球いろは歌留多」から「福澤諭吉のミイラ」の話(これは実話です!)「贋作の動機を論ず」など、ご存知、極上の丸谷エッセイ
聖徳太子から昭和天皇まで、その道の碩学が取っておきの材料を開陳、歴史探偵が質問役となって歴史の面白さが語られる。読まねば損!
フレンチ・キスが流行したのは、フランス内務省の陰謀か。首狩り族の音楽ってどんなもの? 思いのままに話はつながる、極上の散文集
昭和天皇の話し方から日本語の問題を、そして悪口の言い方から文章論を考察。他、鏡花、折口、源氏を論じて納得の講演・対談集
エッ、宮本武蔵は実在しなかった? 「なぜなら武蔵には滑稽な逸話がない」に始まって、「猪鹿蝶の考察」など、学識と笑い満載の15篇
団鬼六・藤本由香里・丸谷才一等15人との対談。世界のポルノ事情から近親相姦、巨根信仰、SM、性病、腎虚まで性の全てを語る
太古、貝が貨幣とされたエロチックな理由とは? 古今東西のゴシップから最新の研究まで、縦横無尽に綴る抱腹、納得のエッセイ集
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