作品
向田邦子を誰よりも讃仰している太田光による最も誠実なオマージュ。向田邦子ファン、また向田邦子を読んでいない太田ファンへ。
作家として充実を極めていた最中に亡くなった向田。貧しいけれど懐かしい、豊かだけれど淋しい“昭和”がその文章から浮かび上がる。
福沢諭吉、夏目漱石、菊池寛、川端康成、正岡子規、谷崎潤一郎、高村光太郎、宮沢賢治、向田邦子からシェイクスピア、ニーチェまで
作・向田邦子、朗読・森繁久彌の名コンビによるラジオドラマの台本から選りすぐった71本を収録。向田邦子の原点ともいうべき脚本集
子煩悩な父、家族思いの父。山本五十六が最も信頼した海軍軍人・三和義勇家の戦時下を描き、昭和の家族の原像をみごとに再現する
絶筆となった週刊文春連載他、放送作家として関わったテレビのこと、生前、関心のあった食べもの・旅などを纏めた達人のエッセイ集
向田邦子を誰よりも讃仰している太田光による最も誠実なオマージュ。向田邦子ファン、また向田邦子を読んでいない太田ファンへ
30年前、台湾上空に逝った向田邦子。その死を惜しむ吉行淳之介、山口瞳、澤地久枝氏らによるオマージュを、懐かしい写真で飾る
倉本聰、向田邦子、山田太一……テレビの黄金期を彩るドラマのセリフを引用しながら超一流の読み物に仕上げる名人技の感動、再び
人妻の恋の道行を描いた表題作をはじめ、おひとり様の恋心を衝いた「胡桃の部屋」、絶筆「春が来た」他、全5篇を収録した珠玉の短篇集
食の世界に語り継ぐべき名店があり、そこに職人あり。祇園の割烹から渋谷の居酒屋まで、「一見さん」には書けない、ちょっといい話
向田邦子の若き日の恋愛を、死後発見された恋文により妹の和子が明らかにする「向田邦子の恋文」。そして急死のおよそ2年前に書かれた遺言
会った誰をもすぐ魅了した作家の、17人との対談。水上勉、谷川俊太郎、吉行淳之介、阿川弘之、和田誠らと、話は幸福に弾む
向田邦子20代、映画雑誌の記者だったころの瑞々しい文章、「男どき女どき」(エッセイ)、年譜などで、全集本篇は締めくくられる
絶筆を含むエッセイ集。最後まで溌剌としていた向田邦子。放送作家としての生活のこぼれ話や、大好きだった旅の記録や食べ物の話も
「ないものねだりの高のぞみ」と定義する自らの性格について爽快に語る。印象的な紀行文や、淡々と喜びを語る直木賞受賞の言葉も
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