作品
源平時代から南北朝を経て下克上の世になると武将たちもその姿を変える。悪党や流れ者が一国の武将になる世が登場するのである
歴史小説を読むにあたって頼りになる定本が読みやすくなって再登場。今回は清盛、頼朝、義仲、義経等計七人の武将を取り上げる
文久二年四月。伏見の船宿・寺田屋。薩摩誠忠組の動きは藩父久光の怒りを買い、ついに、使者との間に朋友相討つ悲劇が起こる……
歴史というものが持っている無限の滋味を教え、日本歴史の面白さに開眼させるという役割を、この史伝は担っている。遂に最終巻登場
悪妻の日野富子、将軍殺しの松永久秀、主殺しの陶晴賢など、室町から江戸時代にかけて、六人の名高い悪人どもの見事な人間分析
生まれた時から悪人だったわけではない。あの時、その場所、その行動をとったがゆえに、後世悪人と断罪された6人のもう一つの姿
歴史上、悪人と呼ばれる者たちは当時の権力者によってつくられた姿である。そのイメージを改め、真実の姿に迫る傑作評伝集第一巻
各界の第一人者と縦横に語り合った対談集。3では海音寺潮五郎、江藤淳、大江健三郎らと日本の歴史の転換期、主に幕末を振り返る
南は熊本城から、北は函館五稜郭まで、12の名城にまつわる史話を歴史文学の第一人者が縦横に語った興趣つきない好連作集が復刊
江戸時代、文政天保期の九州・柳川藩の剣に生きた男たちの姿を活写した表題作のほか、武将・武士たちの意地を描いた傑作短篇全九作
戦国史上最も戦巧者であり、いまなお語り継がれる武将・上杉謙信の半生と武田信玄との川中島合戦の死闘を活写した大河歴史小説!!
戦国末期、前田利家の甥として幾多の武功を挙げ、茶の湯、文芸に親しみ、自由気ままに生きた天下一の傾き者を描く痛快時代小説
徳川家康の武将・水野忠重の嫡男勝成の数奇な運命を描く表題作のほか、戦国の世を激しく生きた男たちの姿を活写した珠玉の傑作選
歴史の大きなうねりに直面したとき、日本人はいかに己を律し、行動してきたか。先人たちの軌跡をたどり、現代日本の病理に鋭く迫る
著者が世を去って四半世紀。残された幾多の短篇から、選りすぐりの傑作歴史小説を再編集。いまでもその面白さは明らかである
(三を参照)
破竹の勢いの信長も本能寺に斃れた。主君の死に接した秀吉は心からの解放感を味わい、遂に天下を手中におさめる。が、栄華に飽きたらぬ秀吉は朝鮮に矛先を向けた
(一を参照)
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