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家事代行の秋生が派遣されたのは貸本屋〈霞書房〉。極度の対人恐怖症なイケメン店主の正体は――!? 家政夫×祓い屋で贈る幽霊譚。
真田信幸の密命を受けた鈴木右近は、剣の師・柳生宗章へ密書を届けるため、七日間の険路を駆け抜け、忠義と仇討ちを果たさんとする。
ロマンス詐欺、受験詐欺、サロン詐欺……。騙す者と騙される者の切実な葛藤と後悔。積みあげた噓が崩れたとき、見えてくるものとは。
幽霊の目撃証言が相次ぐ下北沢三号踏切。ここで一体何が? 記者の松田は執念で、葬り去られたとある事件へと辿り着く。
新設されたホスピスで働くことになった卯月。死を受け入れながら、最期の日々を過ごす患者と向き合う中、彼女の胸をよぎるのは……。
薬種屋として働いたのち、妻を亡くして隠居の身となった文之助。長年培った商いの勘と得意の小太刀で街の困りごとに次々挑むが……。
急性膵炎でダウンし、半年後に職場復帰した刑事・弓木瞳。やる気満々の新人とともに、G県遠間市で起こった連続放火事件の謎に挑む。
平穏な日常を取り戻した一華の元に、一人の青年が訪れる。聞けば、彼の親が経営している湯河原の旅館に大量の霊がいるようで……。
警察内部広報誌の連載「サツ飯 拝見!」取材で、警官と作り手双方の話を聞いた桜花が感じたことは? 満腹度全開のグルメ小説。
コロナ禍の中、小学五年生の咲陽は父親がいなくなった同級生・小夜子をこっそり自分の部屋に匿う。小夜子の父親は殺人を犯したのか?
信じられないけど、私たちには「いとこ」がいたらしい。今日子という名のその子は、セーラー服を着て、ある日我が家にやってきた。
専門的知識も無い主婦が染織の道へ入ってから糸に美しい色を与え続けてくれた植物。この母なる色への想いを綴った名随筆。
将軍御用達の浪人・金杉惣三郎は、家族同然のめ組の若女将・お杏の出産を喜ぶ。ところが、かつて仕えた藩主を誘惑する美女が現れ…。