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助八郎の新しい姿に刺激を受ける嘉一郎。佃沖に娘らが捕らわれているとの知らせを受け――冒険の旅に決着? 壮快な完結編!
人気作家にして現役医師の著者が、コロナ禍に挑んだ3人の医療従事者のドラマに託して描く、戦場と化した医療現場の2年半のリアル!
なぜか微妙に社会と歯車の噛み合わない人々のもどかしさを、しなやかな筆致とユーモアで軽やかに飛び越えていく短編集。
若い美人が殺される演しもので評判の見世物小屋「殺され村」で、人が本当に殺されたという噂が。南町奉行・根岸肥前守が謎に迫る。
都市伝説になぞらえた殺人事件に火村とアリスが挑む表題作ほか、アンソロジー収録の江神シリーズなどファン垂涎の単行本未収録6編。
アートの旅を専門とする梅村トラベルの元に、「思い出の《睡蓮》の絵を探してほしい」という奇妙な依頼が舞い込んできて……。
幼少期~少年期の記憶の断片は演技の原点となり、やがて独自の表現に昇華した。稀代の俳優がその演技同様、即興的に綴った初の自伝。
40代独身、仕事がゆる~りと減る日々の中でカナダへの留学を決意! 更年期、老後…人生後半戦を笑って過ごしたい大人気エッセイ。
感性豊かで優しい大男――明治東京を舞台に「最後の木版浮世絵師」小林清親の半生を描く、直木賞受賞の傑作時代小説。
大いなる自然と人間の闘争を描く永遠の名作「老人と海」に、アメリカのハードボイルドにも影響を及ぼした名作短編「殺し屋」を併録。
かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちは、空を見上げる――コロナ禍の揺らぎが輝きを放つ5編。第167回直木賞受賞作。
師・北条佐兵衛から武芸者として認められた“地獄への案内人”お竜。人の命を奪う武芸は、技を持つものを悲劇へと導くのだった。
宇野と夕子が訪れた温泉街では至る所に監視カメラが設置されていた。町民の安全を守るためのはずが思わぬ事態に。シリーズ第29弾。
博物館で現実逃避をするサラリーマンに、妄想世界を生きるOLなど、一風変わった人々の愉快な日々が元気をくれる珠玉の7篇。
かすていら、鶏鍋、鯖の船場汁、もっちり蓮根揚げ…ほっこり出張料理が、頑なだった心をほぐし、人と人を繋いでゆく。大好評第三弾!
藩命によりのんだくれの素浪人に身をやつし市井に潜んでいる源九郎。ある日、押込み強盗に主人を殺された女中のおくにがやってくる。
今ほど心が蔑ろにされている時代はない。その理由を解き明かし、心の在り処を探る。心を取り戻すための小さな物語が詰まった一冊。
野球と無縁の人生を歩んできた2人のサラリーマンが、どん底、赤貧に喘ぐ球団の建て直しに身を投じる、渾身の企業ノンフィクション。
昭和21年。ある少女が事故で死んだ。葬儀では副葬品として立派な市松人形が添えられたが……。「八百比丘尼」など4作を収録。
冴えない会社員、昔ながらのヤクザ、恋をする青年……真面目でちょっとズレた死神・千葉が出会う、6つの人生を描いた短編集。
実はどこのスーパーにもあるオッサン系スイーツ「干し芋」。みんなが知らないその実力を懇切丁寧に説き起こす超人気食べ物エッセイ。