作品
作り話は一切無用。本当にあった怖い話だけを持ち寄る「話の会」。ご隠居・清兵衛は、いつしか不思議な魅力に取り憑かれていって。
半身不随になった許婚との結婚を反対され、他家に嫁いだ女を、男は想い続ける――激動の時代に輝くように生きた女と男を描く短篇集。
子持ちの町方役人の後添えにと望まれた女剣士が、幼子との交流を通じ成長する姿を描いた表題作他市井の人々の機微を写しとる六篇
北町奉行所同心の小者を務める髪結い職人の伊三次を主人公に、オール讀物新人賞受賞以来、二十年近く著者が書き続けた人気作最終話。
病弱な松前藩のお世継に見初められて、心揺れる茜。一方、伊与太は才気溢れる絵を描く弟弟子から批判され、自らの才能に悩んでいた。
宇江佐真理氏がデビュー以来書き続け多くのファンを獲得してきた「伊三次シリーズ」最終巻。文庫書下ろしの「月は誰のもの」も収録。
伊三次の息子、伊与太が秘かに想う幼馴染みの茜。だが彼女の奉公先、松前藩の若君も茜に好意を持ち始めていた。人気シリーズ12巻。
自らの手下を持つよう父に言われた龍之進。頭に浮かんだのはかつて誘拐の下手人として追いながら、ついに捕えられなかった男だった。
髪結い伊三次捕物余話シリーズなどで人気の時代小説作家によるエッセイ集第二弾。函館在住の主婦でもある筆者の日々のあれこれ。
絵師の修業に出ていた一人息子の伊与太が、兄弟子と喧嘩をして実家に帰ってきた。伊三次とお文の心配をよそに伊与太は働きだすが…。
髪結いの伊三次と芸者のお文。仲のよい夫婦をめぐる騒動を、江戸の夜空にかかる月が見守っている。大河ロマン的な人情時代小説です。
伊三次の息子・伊与太が秘かに憧れる女が死んだ。しかし葬式の直後に、彼女の夫は別の女と…。円熟の筆致で伝えてくれる江戸の人情!
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