作品
いとしい香港から戻ってみれば、異和感のなかに生きる私がいた。銭湯とファミレスから透視した、「東京」をめぐる39の名エッセイ
『転がる香港に苔は生えない』で大宅賞を受賞した気鋭のノンフィクション作家が、開放政策に沸く等身大の中国を描いたデビュー作
すべてを忘れて、私たちは幸せに近づいたのだろうか……。ファミリーレストランで、近所の公園で、人生の瞬間と現代を鋭く見すえる
海を渡ってきた宣教師と、信仰に命を賭した数多の信徒たち。世界遺産の陰にある真実をたどる、異文化漂流ノンフィクションの傑作。
多くの謎が潜む、キリシタンの世紀。長崎からスペインまで、時代を生き抜いた宣教師や信徒の足跡を辿り、新たな視点で伝える。
中国返還前の香港で、たくましく生き、様々に悩み、見果てぬ夢を追い続ける香港の人々の素顔。第32回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作
先祖は江戸時代、紀州から房総半島へ渡った漁師で、屋号はコンニャク屋。ルーツを探して右往左往、時空を超えた珍道中が始まる。
先祖は江戸時代に和歌山から千葉へ逃げてきた漁師で、屋号はなぜか「コンニャク屋」——!? 気宇壮大なルーツ探しの旅が始まる
大宅賞受賞作『転がる香港に苔は生えない』の衝撃から5年。類稀なる作家を育んだ原体験が明かされる、長篇小説的傑作エッセイ
いとしの香港から帰ってみれば、とかく日本は住みにくい……。銭湯とファミレスから透視する、新しい東京論。大宅賞受賞第一作!
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