作品
恋愛小説家・渡辺淳一は、この世に生きる男と女の営みをどのように見ていたのか。作家人生四十五年、圧倒的体験により導かれた言葉。
白河法皇63歳、養女・璋子15歳。50歳ほども年の離れた2人の愛は、平安貴族社会を焼き尽くすほど激しく燃えあがった!
子宮摘出手術を受けた冬子が同性愛体験などを経て女としての歓びを取り戻していく。性の悦楽と女性再生の葛藤を描いた異色の大作
植物人間となった幼い命を救うため現代医学の限界に挑む若き脳外科医と、身障児を持つ親の苦悩と魂の葛藤。永遠の命題を問い直す
白河法皇と待賢門院璋子(たまこ)との禁断の愛。法皇63歳、璋子15歳。2人の愛は、平安貴族社会を焼き尽くすほど激しく燃えあがった
不倫相手から突然妊娠を告げられ、うろたえる男。産むことにこだわる女。すれ違う男女の思惑からあぶりだされる現代の病巣とは
戦場で負傷した腕を、一人は切断され、一人は不自由のまま残された士官二人の運命の皮肉を描く直木賞受賞作ほか三篇の初期傑作
異国のシャトウで繰り広げられる美貌の妻の性的調教。それを見つめる医師の夫。背徳の行為がもたらすのは何か? 衝撃の問題作!
「中高年ゴルファーには独自のレッスン書がなければいけない」―文壇屈指のゴルフ愛好家渡辺淳一氏が自説の証明に挑んだレッスン書
一人は腕を切断されて軍籍を去り、一人は切断されずに栄光の道を歩むという人生の明暗を描いた直木賞受賞作「光と影」のほか、「宣告」「猿の抵抗」「薔薇連想」を収録。(小松伸六)
異国のシャトウで日夜繰り広げられる美貌の妻の調教――肉体改造。エリート医師の夫の企みは、彼女をどう変えるか? 衝撃の問題作!
失くした小指の代償は……。炭鉱労働者夫婦の哀しい生と性を描いた表題作はじめ、愛と死にこだわってきた著者のルーツを示す六篇
名声が逆転した夫婦が葛藤の末にゆきついた“婦唱夫随”。鉄幹・晶子の激動の人生を通して夫婦のあり方を問う渡辺評伝文学の金字塔
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