作品
我々は中国を的確に理解しているのか? 長い歴史を踏まえ、中国人と日本人はどう付き合うべきかを思索した、まさに予言的対談。
戦国時代の辺境国が、いかにして天下統一を成し遂げたのか。その歴史的功罪と始皇帝の人間的魅力を平易な言葉と図版で紹介する
名軍師・諸葛孔明を得た劉備は蜀を狙う。対するは魏の曹操、呉の孫権。火花散る三将の権謀を描く第五巻。そして、ついに五丈原で孔明没し、生ける仲達を走らす!
(五を参照)
いまや天下取りは曹操と袁紹の二人にしぼられた。曹操の許に亡命していた劉備は「二人で組んで天下を狙おう」との曹操の提言で、敵陣撹乱のため袁紹軍を走るが……
(三を参照)
群雄並び立つ乱世を描く『三国志』を語るに著者に優る人なし。前漢、後漢あわせて四百年、巨木も倒れんとする時代に、天下制覇を夢みる梟雄謀将が壮大な戦国ドラマを展開する。
(一を参照)
コンスタンティノープルを攻め落とした時、メフメット二世はわずか21歳だった……。ローマとトルコ、東西の融合する都市を総合的に解説
アヘン戦争でイギリス領となった香港は、中国近代化の窓口でありまた孫文をはじめとする先駆者たちの青春と革命のまちでもあった
世界で最も多くの人に読まれている『三国志』、その魅力は? その英雄の素顔は? 宰相の条件は? また中国人のものの見方、考え方は? 中国に精通する人々と語る悠久の歴史と英知。
旅情をかきたてるミナト神戸・異人館の丘。しかし、その陰には国際都市に特有の恋と宿命と密謀のドラマが絶えない。表題作の他、「崖門心中」「蟹の眼」「秘閣の梅」「夾竹桃の咲く家」他四篇収録。
コンスタンティノープルを攻め降したとき、メフメット二世わずかに二十一歳。ビザンチン帝国からオスマン・トルコ、そして現代へ
旅情をかきたてるミナト神戸・異人館の丘。しかし、その陰には国際都市特有の、恋と陰謀のドラマが絶えない。推理・神戸シリーズ
山上憶良、鑑真和上、本阿弥光悦、松尾芭蕉、司馬江漢、葛飾北斎ら、日本の文化に深い関わりをもった十二人――鋭い洞察力でその人間像を捉えたショート伝記の傑作。(清原康正)
十三世紀後半の中国で暗躍したマルコ・ポーロ。聡明で男振りをフビライに愛されて十七年間、元の正史にも東方見聞録にも記述のないマルコの任務はお庭番だった。(白石一郎)
日本と密接な関係を保ちつづけてきた中国を的確に理解しているだろうか。両国の歴史に造詣の深い両大家が、長い過去をふまえながら思索した滋味あふれる中国論。
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