作品
仇討ちの助太刀を頼まれ見事本懐を果たした男は、藩の密偵として流源九郎と名を変えた。素浪人として市井に潜む源九郎の活躍を描く。
松沼平八郎は、義弟から岳父の仇討ちの助太刀を頼まれる。本懐を遂げ、武士として名をあげた平八郎だが、ある試練が彼を待ち受ける。
男に騙され覚醒剤に手を染めた娘。父親は娘を救うためある決意をするのだが……。書下ろしで贈る、感動のミステリー。
妻子を轢き殺された弁護士が加害者の別の殺人事件の裁判を買って出た真相は何か。オール讀物推理小説新人賞を受賞した表題作のほか法廷ミステリー四篇を収録。(解説・都筑道夫)
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