作品
青島幸男が、クレイジーキャッツが、坂本九が、コント55号がいた。一九六〇年代、テレビは熱気をはらんで、時代を疾走しはじめた!
志ん朝さんは亡くなる、9・11以来アメリカは遠くなる、好物のビーフステーキもままならず……ますますこの世は住みにくくなる
政治家からエンタテインメントまで、黒澤明からフランク・シナトラまで、ゆるぎない視点から語られる時代と社会——読みごたえあり!
「2000年問題」にはじまり、なにかにつけ腹の立つことばかりの日本にも、幸せな日々はあったのだ。好評連載エッセイ第三弾!
漫才の求道者にして、暴力沙汰をくり返す破天荒な芸人横山やすしの五十一年の生涯を、著者自信の親交を通して描ききった傑作評伝
二十世紀が生んだ芸術=映画。その百年の歴史から、洋画・邦画それぞれベスト100を選ぶ。二十一世紀へ持ってゆく映画二百本ガイド
週刊文春で反響をよんだ「サマータイム導入反対」「現代恥語ノート」シリーズを含む人気コラム集。世紀末にも怒りと笑いが爆発!
当代きっての本読みのプロが語る小説の〈よみとり方〉の極意。バルザックから村上春樹までを網羅した好評ブックガイドエッセイ!
時に厳しく、時にユーモラスに。政治からエンターテイメントまで、揺るぎない視点で世相を掴む、週刊文春人気コラムが遂に単行本化
どこで、どんな姿勢で読むべきか? 道具としての本とは? 速読は可能か……。読書のプロが明かす画期的読書術の全てがここに
討入りは、虐殺またはスラップスティックではないのか。ひょんなことから上杉家のスパイになった菓子屋の息子が見た事件の裏側
初主演映画の原作者であり、親しく接した著者が稀代の漫才師の半生を鋭い観察眼で描く、シブくて、ムチャクチャオモロイ人物評伝!
パトリシア・ハイスミスの面白さをいち早く取り上げるなど、本読みのプロとして定評のある著者がおくる、読書生活を一変させる本。〈他人に教えたくない面白本ベスト50〉も初公開!
没後三十年余を過ぎてもいまだその偉大さが喧伝される江戸川乱歩。その晩年に付き合いのあった作家が随筆と小説、そして弟・泰彦との対話で明かす“巨人の素顔”とは……。(坪内祐三)
壊されゆく故郷・東京でうつろいながら暮らしてゆく〈私〉。「みずすましの街」「息をひそめて」「丘の一族」「家の旗」――「都市」にこだわり続ける著者の都会小説傑作選。(枝川公一)
無類の本読みとして知られる作家の異色のブックガイドエッセイ。初めて開陳する独特な本との付き合い方は、切れ味鋭く面白さ抜群
日本文学に独特の“笑いの文学”を展開した作家の選りすぐりの作品集。「唐獅子料理革命」「唐獅子源氏物語」「W・C・フラナガン 素晴らしい日本野球」他八篇収録。(泉麻人)
本の美食家として知られる作家が、その豊かな感性と確かな鑑賞力によって選んだ古今の面白本ベスト50と、斬れ味鋭い読書エッセイ
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