作品
アイオワの小さな村を訪れ、橋を撮っていた写真家と、ふとしたことで知り合った村の人妻。束の間の恋が、別離ののちも二人の人生を支配する。静かな感動の輪が広がり、ベストセラーに。
悪名高き殺人鬼を父に持つ教え子のために、過去の事件を調査しはじめた教師がたどりついたのは、あまりに痛ましい結末だった
息子を事故で亡くし狂気の淵に沈む姉。その周囲に渦巻く悪意の源を探る弟。犯罪文学の名手が人間の魂の深奥を静かに描く最新作
自分の息子が幼女誘拐犯かもしれない。一旦疑い始めると、今までとすべてが違って見えてくる……驚愕のラストまで一気読み確実!
弟の不可解な殺人と自殺の直後町を出た男が、父を看取るため25年ぶりに帰り見出した青春の熱情と裏切り。復讐の先に待つのは
義父の不条理から逃げ出す女、彼女を追う義父の手下たち、庇う夫、匿う男……。NYを舞台に展開する群像劇は大団円を迎えるか?
幼女殺害の容疑者、取調べる刑事たち、捜査過程で浮かぶ怪しい人物……すべてが心に闇を抱えこみ、罪と贖いがさらなる悲劇を呼ぶ
モルモン教の街で次々起こる殺人事件。犯人は教会に恨みをもつ者らしい。やがて、百年前の忌まわしい教会の過去が暴かれる……
血とバラの中で死んでいた弟、その死にとり憑かれた兄。兄弟の運命をかえた謎の女……。クックが深く静かに訴えかけるせつない物語
ミステリー作家が挑む50年前の少女殺害事件の真犯人探し。自身の暗い過去が甦るなか、戦慄の事実が! 書評子絶賛、クックの最新作
宇宙を司る8の公式。その謎を秘めたチェスの駒を求め、争奪戦が繰り広げられる。時空を越えてひろがる壮大なる冒険ファンタジー
(上を参照)
人生という川のなかばで出会った、大学教授とその同僚の妻。ひたむきな男の愛に応じかね、逃れるようにインドへ向かった彼女を男は追ってゆく。『マディソン郡の橋』に続く“宿命の愛”。
カワウソの未来、渡り鳥から見た人間、娘の自立など身辺の小事件を通して『マディソン郡の橋』の著者がほんとうに愛するものについて綴る。単行本『マディソン郡の風に吹かれて』改題。
旅に出たいという男の夢。男と女の故知らず引きあう力。“最後のカウボーイ”の心を描きつづける著者の小説世界がより深くなった
ジョージ・スタークなる名で暴力小説を書く作家サド。ある日殺人現場から自分の指紋が発見された——。作家と抹殺されかけたペンネームの間で繰り広げられる壮絶な血みどろの戦い!
あの大ベストセラーを書く前から著者の胸にはぐくまれていた世界観、自然観が惻々と伝わってくる小説以上に胸をうつエッセイ集!
大回顧展を前にした老女流写真家の脳裡に浮かぶのは奇妙に幻想的なその生涯。今世紀写真界の実録に似て非なるグロテスクな面白さ
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