作品
南洋に渡ったある娼婦の記録から英語を武器に社会進出を目指す現代女性のルポまで、明治以後の日本女性の内実を描いた四作品収録
病いと闘い、迫りくる死を直視しつつ綴られた日記、手記、詩歌など四作。限られた生を完全燃焼した人のみが遺せた愛と感動の記録
航空機事故、四日市・水俣の公害など、現代人の生存を脅かす事故・環境破壊と、それを生みだす高度技術社会の矛盾を抉った四傑作
国の内外で日々おこるさまざまな事件。社会変動、学術文化の話題。やがては時の流れの中に沈むそれらの中から真実を拾いあげ、その分析を通して、情報の捉え方、着眼点を考える。
ついに特攻機となった零戦。後継機の開発もままならぬうちに米軍はいよいよ本土への本格的攻撃を開始する。畢生の大作ついに完結
多発する大事故や次々に出現する未知の事態をどう見、どう考えたら良いのか? ノンフィクション作家としてビビッドな問題を追いつづける著者が明らかにする“現代の読み方”。
癌による死が悲惨なものばかりとは限らない。淡々と、あるいは精いっぱいに明るく生きた人々がここにいる。癌に負けずに生を全うした五十人を描いて、生と死について考える。
内外の事件、社会変動、学術・文化界の話題、テレビ番組など様々な分野のビビッドな話題をとりあげ分析した“現代を考えるヒント”
多発する大事故や次々に出現する未知の事態をどう見、どう考えたらよいか。ビビッドな現場に取り組む著者が記す“現代の読み方”
何重もの安全対策を講じているはずの原子力発電所でなぜ事故が? 一九七九年のスリーマイル島原発事故の状況を再現し、巨大システムの安全性を考え直すドキュメント。(黒田勲)
中部ソロモンからマリアナヘ、レーダー、VT信管等最新技術を武器に米軍の大反攻が始まった。劣勢の中、零戦関係者の奮闘は続く
ガンと人間との闘いはどこまで進んでいるのか。日米ガン医学の最先端をいく最新技術を駆使した臨床研究、宣告はじめ患者の精神面への対策などを現地取材をもとに報告する。
零戦とグラマンの対決は、日米両国人の発想法の対決だった。零戦の技術者、搭乗者らの演じるドラマを軸に日米決戦の全体像を描く
昭和四十八年の石油ショックは戦後最大の危機であった。当時の状況を、未発表の資料や当事者の証言を基軸に再現し、危機状況においていかに行動すべきかを考えるドキュメント。
ロッキード事件、パリ郊外のDC10墜落事故、雫石事故――一見無関係なこれらの事件を航空産業というマクロなスケールでとらえ、安全問題を新しい角度から追及するドキュメント。
癌による死が悲惨なものとは限らない。癌でありながら淡々と、ひょうひょうと、あるいは精いっぱい明るく生きた人々がここにいる
太平洋戦争における日本海軍の主力戦闘機であった零戦。外国機を凌駕するこの新鋭機開発に没頭した堀越二郎を中心とする若き技術者の足跡を描いたドキュメント。(佐貫亦男)
事故はなぜ起きるのか? 飛行機、新幹線等の事故を詳細に分析し、フェイルセイフ・システムの重要性を説くドキュメンタリー評論
太平洋戦争における日本海軍の主力戦闘機であった零戦の設計者・堀越二郎を中心に、若き頭脳集団の新鋭機完成にいたる苦心を描く
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