作品
「おねがいわたしをさがして」。一通の応募用紙には、そう記されていた。思春期の少女たちの揺れ動く心と母親との関係を描く問題作
「僕は今までそれを語ろうとしなかった」。インド、チベットを放浪してきた著者が、40年の時を経てその封印を解いた衝撃の書
「オウム真理教の何が若者たちを惹きつけたのか」という疑問を糸口に、かつてインド、チベットを放浪した著者が独自の宗教観を展開
59歳で亡くなった兄の供養のため四国巡りをする著者がたどりついた祈りのかたちとは……。死を受け入れる「心のありかた」を問う
米軍のアフガニスタン攻撃にまつわる戦争論から、銀座の捨てネコまで。インターネットを使った新しい表現に挑戦する異色の批評集
32年前に訪れたカンダハルのメロンの味、入院中に拾った仔猫の行く末……ホームページで展開された、藤原新也最新エッセイ集
バリ島のマユゲ犬からバモイドオキ神まで。末法の世のただ中で、藤原新也の目に捉えられた四十二の時代の風景を記録した写真文集
バリ島の“マユゲ犬”、心の中の海景、神戸のタンク山など、藤原新也の目が捉えた四十二の時代の風景と日常を綴った写真エッセイ集
晩年の笠智衆、聖者のような猿、淋しい定年退職者……。旅する人・藤原新也が不思議な縁に導かれるようにして出会った人や風景、奇妙な事件。時代を冷静に見つめて描かれたエッセイ集。
既存の価値観が次々崩れる新時代をどう見たらよいか。現実感を喪い擬似現実の中に揺曳する遊牧民族ニッポンの行く末をさぐる!
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