作品
在日朝鮮人としての苦渋を清洌な文体で支える李恢成氏の「砧をうつ女」。豊かな感受性で、「オキナワの少年」の見た基地沖縄を描いた東峰夫氏他四氏の新しい文学
戦争を知らぬ子供たちは戦争の日々に青春を過した少女の心の渇きに深い共感を抱き、戦争反対の願いを強めるだろう。女学生のノートのなかに青春をいたむ芥川賞受賞作。(宮原昭夫)
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