作品
『ミラノ霧の風景』『コルシア書店の仲間たち』等で知られる人気の高い須賀敦子。稀有な人生を歩んだ彼女の、魂の旅路を辿る名随筆。
イタリア人の夫、日本にいる父と母、フランスで知り合ったドイツ人の友達、様々な出会いと人間の生き様を描く珠玉のエッセイ12篇
かつてミラノに、懐かしくも奇妙な一軒の本屋があった。そこに出入りするのもまた、懐かしくも奇妙な人びとだった。女流文学賞受賞の筆者が流麗に描くイタリアの人と町。(松山巖)
ミラノの友人、急逝した夫、芦屋の幼馴染み――回想の数だけ出会いと幸福があった。涙なしに読み進められない一期一会の随筆集
父や母、また人生の途上に現われ消えていった人びと。その人びとが織りなした様々なドラマは何だったのか。名文で綴る人生の検証
ミラノにあった一軒の風変りな書店。そこに出入りする多彩な人々の肖像を、「女流文学賞」受賞の筆者が流麗な筆致で描きつくした
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