作品
レーニン、トロツキーとの出会いからボルシェヴィキ革命に巻きこまれたインディは、ロシア人学生と行動をともにしながら革命で得られるものと失われるものを知る。（佐々木譲）
銃の撃ち方から始まって真の勇気を教えてくれたシオドア・ローズヴェルトに、少年インディは自然と人間の調和を教える結果となる。そして黒人少年と手まねで結ぶ友情。（若竹七海）
中立国スペインを味方につけようと、連合国のスパイ・チームに加わったインディ、まずは旧知のピカソを訪ね、ディアギレフ率いるロシア・バレエ団でダンサーに身をやつす。（森詠）
英仏連合軍が６２万の犠牲者を出したソンムの激戦。毒ガスと火焔放射器に銃剣で立ち向かう日々に、サスーンと名のるイギリス人に見せられた「戦場詩集」に感銘を覚える。（多島斗志之）
ドイツ軍の捕虜となったインディは、脱走常習犯のための特別収容所、ドナウ河中の通称“魔女の牢獄”に閉じこめられる。そこで出会ったドゴールと決死の脱出をはかる。（多島斗志之）
はじめてのアジア、それも“眠れる獅子”中国の混沌に足を踏み入れたインディ、万里の長城、孔子の墓と見物するうちに高熱を発して死線をさまよう。そこへ名医が登場。（伴野朗）
オーストリア皇帝カール一世の密書を胸に、いま二人の王子が講和への密使として旅立とうとしている。フランス情報部員として護衛にあたったインディの国境越えのスリル。（典厩五郎）
十七歳のインディは、ベルギー軍の兵士としてアフリカのジャングルを行軍。伝染病や事故に見舞われるなか、シュヴァイツァー博士の献身と人間愛に触れ、心うたれる――。（森詠）
八歳のインディは、ウィーンでハプスブルク家の皇女ゾフィーにひと目惚れ。禁じられた恋に悩むインディは、フロイトやユングの教えを得て、愛について深く考えることに。（高村薫）
ロンドンでインディは友人レミと共にベルギー軍に志願する。そして婦人参政権運動の集会でヴィッキーと知り合うが……。傷心のインディは戦場へ赴き、自由のために戦う。（西木正明）
フランス＝ベルギー合同軍の伝令として、第一次世界大戦の激戦地ヴェルダンの塹壕戦を体験するインディ。兵士たちの苦しみを知ったインディはある重大な決意をする……。（逢坂剛）
若き日のインディ・ジョーンズの大冒険を描くシリーズ第一弾は、両親、家庭教師と世界大旅行に旅立ったインディ少年がアラビアのロレンスと出会い、活躍するエジプト篇。（西木正明）
十六歳のインディは、メキシコ辺境の町で革命児パンチョ・ビリャの一党に捕えられ、血なまぐさい戦闘に巻きこまれる。そこで見たすべてがインディの人生を決めてしまう。（船戸与一）
泥と硝煙の最前線から束の間の休暇を得て、友人レミとパリを訪れたインディは謎の美女マタハリと出会い、恋におちる。嫉妬と苦い別れ――男として成長してゆくインディ。（逢坂剛）
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