作品
女性の内側に潜む情欲の炎を卓越した画力とイマジネーションで描いた4編を収録。池上遼一だから成し得ためくるめくエロスの世界
人はなぜ命を賭して山に登るのか。壮大な自然を前に、ある者は己の無力を知り、ある者は生きる勇気を得る。山をめぐる7つの物語
舞台は西暦二千年の沖縄。謎の将校、キャラダイン中佐は首里城を爆破して伝説の地霊レキオスを復活させ、米国本土に宣戦布告する
家康の長男信康は織田信長の娘で妻の徳姫と母の築山殿の不和が原因で信長によって処断された。武田家との内通が原因とされているが
銀耳、臘腸、水母、茘枝……。中華の多彩な食材をめぐる物語と料理法を、古今の蘊蓄とエピソード豊かに紹介する。カラー写真多数
「祖国とは、国語である」と説く著者の言語・文章に関する主要コラムを一冊に編んだ日本語論決定版。国語混迷の今、必読の一冊だ
ガイドライン、盗聴法、日の丸・君が代、二千円札……政界で軽んじられ続けた男が誰もやれ(ら)なかった重大法案を次々に通す不思議
ちょっとした偶然からマンションを買ってしまった三十代独身の筆者。“インテリア三歳決定説”を乗り越えて理想の家づくりに挑戦する
キレる子供、疲れている教師。安らぎを、拠り所をどこに見出せばいいのか。注目の山本周五郎賞作家が鋭く描く現代版“家族の肖像”
神宮署の禿鷹は極悪非道。ヤクザも泣かす無頼漢。しかし恋人を奪った南米マフィアは許せない。痛快無比。迫真の警察小説第一弾!
新進気鋭の評論家・片桐は、満開の桜の下で「精霊」に出会う。幻を手にいれたいと希う心が生み出す底知れぬ闇…。書下しミステリ
明治初期、銀行、繊維、鉄道、ビール会社など次々と事業を拡大して関西一の財界人になった松本重太郎の波瀾に富んだ生涯をえがく
目まぐるしくチャートが入れ代わる世紀末日本の音楽シーンで、ホントに聴くべき曲は、その逆は?『週刊文春』好評連載の単行本化
旅行代理店勤務の俺は失踪した父親を探す少年に同行しベトナムを訪れる。現地の娼婦や運転手の協力で俺達が知った切ない真実とは
九〇年代は「自己責任」の美名のもとに、リスクが国家、企業から個人に転嫁された時代だった。その孤独の時代から再生するために
東西二大勢力によって日本の運命を支配する歴史的な死闘が関ヶ原で展開された。徳川幕府成立に至る“乱世”に生きた男たちを描く
安保・東大闘争、大災害、テロ事件等で、部下として直接体験した後藤田正晴の危機管理型リーダーシップの凄さを書き下ろす意欲作
人間は自分のDNAに勝てるか? 技術的に可能になったクローン人間の是非は? 免疫学と宗教学の雄が来世紀にむけて放つ大激論。
「夕刊フジ」連載で人気の高かった同名コラムの単行本化。リーダー的資質とは何かを小説と史実の両面から抽出。『鬼平』ファン必読。
ミオに好かれるため頑張る杏だが、彼には杏を避ける深い事情があった。そんな時、杏が意識不明で病院に担ぎ込まれ……。感動の最終巻!
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